bcp ユーティリティ を使用すると、コマンドから SQL Server に対してデータの入出力を行うことができる。バッチファイルを作成しておけば、タスクスケジューラを使って簡易的な自動バックアップを行える。 なお、bcp ユーティリティは、コマンドプロンプトからコマンドを叩くことで実行する。 [ 使用例 ] TESTSVR サーバーに、ユーザー名 usr、パスワード pwd で入り、HOGE_DB にある dbo 所有の HOGEUSR テーブルのデータをカンマ区切りで D ドライブ直下に ファイル名「HOGEUSR.csv」で出力する。出力するファイルは -w で Unicode を指定している。 bcp HOGE_DB.dbo.HOGEUSR out d:\HOGEUSR.csv -S "TESTSVR" -U "usr" -P "pwd" -w -t, -t CSV ではなく、TSV 出力をする。 bcp HOGE_DB.dbo.HOGEUSR out d:\HOGEUSR.tsv -S "TESTSVR" -U "usr" -P "pwd" -w -t bcp ユーティリティで SQL コマンドを使用する場合は、以下のような記述となる。 NM 列が "taro" であるレコードを抽出。 bcp "SELECT * FROM HOGE_DB.dbo.HOGEUSR WHERE NM = 'taro' " queryout "d:\HOGE_TARO.csv" -S "TESTSVR" -U "usr" -P "pwd" -w -t, bcp ユーティリティ -msdn http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms162802.aspx