働き方が変わったことで、日本でもテレワークが一般的になってきました。 開発現場でも、ようやく在宅勤務が許可されるケースも増えてきたのではないでしょうか。 テレワークは眠い 在宅勤務は、通勤が必要なかったり、自分の生活スタイルで仕事をすることができたりと、メリットもありますが、在宅勤務を始めてから、現場に出て仕事をするよりも眠くなる(ぼーっとする)ように思いました。 睡眠時間が足りないという話ではなく、ひょっとして自室の二酸化炭素濃度に原因があるのでは? と考えるようになりました。 厚生労働省のビル衛生管理の指針 厚生労働省は、ビルの衛生管理の指針として、基準を発表しています。 これによると、温度は 17℃〜28℃、湿度は 40%〜70%、 そして、 二酸化炭素濃度は 1,000ppm 以下を推奨 しています。 そもそも、二酸化炭素濃度が高まると、健康には以下のような悪影響があると言われています。 450ppm 許容範囲 600ppm 匂いや空気のよどみを感じる 1,000ppm 軽い眠気が生じる 2,500ppm 健康への悪影響が想定される CO2 モニターを買ってみた まず、仕事をしている自室の二酸化炭素濃度を計測するため、 CO2 モニターを購入してみました。 私が購入したのは、気温と CO2 濃度が交互に表示され、 CO2 濃度によりランプの色が変わるシンプルな CO2 モニターです。 使い始めて驚愕したのは、部屋を締め切って作業をしていると、あっという間に 1,000ppm を超える数値だったことです。この状態で数時間作業をしていると、二酸化炭素濃度は、1,500ppm を超えていきます。 なにより、就寝中に締め切った状態でいると、 朝には 2,000ppm 近くまで CO2 濃度が上昇 していました。 最近の建物は機密性が高いといいますが、こういった悪影響もあるのですね。。 生産性を高める工夫に投資せよ CO2 モニター購入後は、時折 数値をチェックし、 二酸化炭素濃度が 1,000ppm を超えていた場合は換気するようにしました。 以前より、頭が冴えるように感じます。 意外に盲点なのですが、テレワークで生産性を上げるには