Excel 検索で値が見つからない場合、選択されていないか確認!

Excelで検索した値が見つからない
Excelで検索した値が見つからない

Excel で、値があるはずなのに検索で引っかからないことがあります。

セルを選択していると、その中にある値から検索する

Excel 選択したセルの中から検索
Excel 選択したセルの中から検索

Excel では、セルを選択していると、選択されたセルの中からしか検索しません。 たとえシート内に値があっても、選択されていないと、検索されません。

セルを選択していなければ、シート全体が検索対象となります。

値を目立たせる小技

セルの選択をしていなければ、シート内の全ての値が検索対象になりますが、全てのセルを選択状態にして検索するとどうなるでしょう?

Excel 検索した値を目立たせる
Excel 検索した値を目立たせる

検索した値が反転するので、どこのセルに値があるのか わかりやすいです。

Excel セルの内容を表示する所の文字とサイズを変更

Excelの数式バー

Excel の数式バー(セルの内容を表示するバー)に表示される文字は、游ゴシックが使用されています。アルファベットの O(オー)と 0(ゼロ)の区別は、できなくないものの、ちょっと見づらいかもしれません。

数式バーのフォントを変える

数式バーの表示は、変更できます。

  1. ファイル - オプション を開く。
  2. 「全般 」の「新しいブックの作成時」にある「次を規定のフォントとして使用」という部分を変更すると、文字を変えられます。フォントサイズを大きくすれば、見やすくなるでしょう。
Excelの設定を変更する

Migu 1C にしてみます。 基本的には、自分の好きな(見やすいと思う)フォントに設定しましょう。

Excelのダイアログ

設定を変更した後は、Excel の再起動が必要です。

Excelで数式バーのフォントを変更する

再起動した後は、設定内容が反映されています。

ちなみに、この設定をいじると、次に Excel ファイルを新規作成すると、その設定が初期表示の設定となります。 自分の PC にしかインストールされていないフォントを使うと、他の人はそのフォントではなく、別のフォントに置き換わって表示されるので注意が必要です。

DataTable の Select は大文字、小文字、全角、半角を区別しない

DataTable.Select は、指定した検索条件により DataTable を検索し、結果を行で返してくれるメソッドです。

この Select は昔からあるメソッドで、DataTable を使っているソースの中には今でも見かけることがあります。安易に使っているケースも散見されますので、注意が必要です。

文字種は区別しない

例えば、以下のようなソースがあったとします。
結果として、何行 返却されるでしょうか?

var dt = new DataTable();
dt.Columns.Add(new DataColumn("Address", typeof(string)));
dt.Rows.Add("tokyo");
dt.Rows.Add("TOKYO");
var result = dt.Select("Address = 'tokyo'");

2 行返ってきます。
tokyo がヒットするのはわかりますが、TOKYO も返却されます。DataTable.Select のデフォルトの挙動です。

文字列を厳密に比較する

大文字、小文字、全角、半角を厳密に比較するには、CaseSensitive プロパティを true にします(デフォルトは false)。

var dt = new DataTable();

// 大文字、小文字、全角、半角を区別する。
dt.CaseSensitive = true;
            
dt.Columns.Add(new DataColumn("Address", typeof(string)));
dt.Rows.Add("tokyo");
dt.Rows.Add("Tokyo");
dt.Rows.Add("TOKYO");
var result = dt.Select("Address = 'tokyo'");    

このソースでは、返却されるのは tokyo の 1行だけです。

Visual Studio でソースを縦に選択状態にする

設定内容を一括で置換したい場合、ソースを縦に選択したいことがあります。

Visual Studio の矩形選択

Visual Studio

Visual Studio のエディタは、値を四角に選択する「矩形(くけい)選択」ができます。

Visual Studio で矩形選択

Alt キーを押しながら選択するだけです。
矢印キーでも、マウスでもいけます。
簡単ですね。

サクラエディタで値を縦に選択する

CSV ファイルなど、列単位に値を選択したいことがあります。

サクラエディタの矩形選択

サクラエディタ

サクラエディタには、矩形(くけい)選択という、値を四角に選択するモードがあります。

サクラエディタの矩形選択モード

Shift + F6 を押すと矩形選択モードに変わりますので、その後は矢印キーを動かすとカーソルキーが上にも下にも移動しますので、好きな範囲を選択できます。

マウス操作なら、Alt キーを押しながらマウスで選択です。