xsd とは、データベース構造の定義ファイルのようなもので、Visual Studio 2003 や 2005 の時代の初心者向けの解説書などによく出てきた(GUI から、ノーコーディングでデータベースアクセスが可能)。
この定義というのが曲者で、アクセス時にはデータベース構造と完全に一致している必要がある。そのため、テーブル変更等を行った場合は、この定義ファイルも再構築しないと突然 落ちてしまう。
最近の Entity Framework だと、クリック一発で更新可能だが、xsd データセットの場合は、削除 → 新規作成 をしないとうまく動かなくなる(たぶん)。
- xsd ファイルをデザイナー表示する。
- エラーとなっている定義の構成を開く(デザイナーは表示方法を変更するだけでソース管理等で差分になってしまうので注意)。
- SQL をコピーしておく。
- エラーとなっている定義を削除する。
- 定義の再作成。先ほどの SQL を貼り付ける。
xsd データセットは業務ではあまり使われていないかもしれないが、ちょっとしたツールなどだと使っているケースもあるので、テーブルの構造を変えた場合は注意が必要。